合葬(合祀)墓にはどれくらいの費用がかかる?納骨堂・永代供養墓との違い
- 投稿日:2020年2月26日
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合葬(合祀)墓とは
合葬(合祀)墓とは、故人の遺骨を他の人と一緒に合わせて埋葬する墓のことを指します。
遺骨を一緒にしてしまうことも多いですが、中には骨壺から遺骨を取り出さずに埋葬するものもあります。理由があって個人の墓を用意できない人が利用するものです。
合葬(合祀)墓と似たようなものに永代供養墓がありますが、公営霊園では宗教的なニュアンスが含む言葉を用いないので、永代供養墓とは言わず、合葬墓といった言葉を使うようにしています。
納骨堂・永代供養墓との違い
合葬(合祀)墓が多くの人の遺骨を一緒に埋葬するお墓のことを指します。対して納骨堂は、遺骨を骨壺に入れて個別に安置、管理をする施設のことを指す言葉です。納骨堂は室内のお墓だと思えばいいでしょう。
また、永代供養墓は永代供養のためにお墓で、33回忌法要などの契約期間内なら必ずしも合祀という形はとりません。
契約期間内は個人墓で遺骨を管理しておき、契約期間が切れた後に合祀墓に移動するといった形をとることもあります。
合葬(合祀)墓の費用・相場
合葬(合祀)墓の費用相場は数万円から30万円程度になっています。寺院や霊園によっては2万円以下で受け付けてくれるところもあり、あまり経済的に余裕がない方でも安心して任せることができます。
合葬(合祀)墓以外のタイプだと50万円から100万円程度の費用がかかるのが相場です。少なくとも数万円では済みません。
こうしてみると、合葬(合祀)墓が比較的安価でお願いできるタイプのお墓であるということがよくわかるでしょう。